バイク駐車場の活用術! トランクルームのブログ - グッドトランク
バイク駐車場の活用術!
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バイク駐車場には大きく3つのタイプがあり、 屋外型、個別収納型、屋内共同型に分けられます。
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排気量50ccを超えるバイクは自動車駐車場に停めることが可能になりました。
しかし、一定の条件をクリアする必要があることから、改修されていない自動車駐車場にはバイクを停めることができないのです。
そこで、バイク専門の新しい形態の駐車場が作られ始めています。
- MEMO
- バイク駐車場には大きく3つのタイプがあり、
屋外型、個別収納型、屋内共同型に分けられます。
屋根付き屋外型駐車場
屋外型とは、屋外に駐車スペースを確保したタイプの駐車場で、屋根がないものと屋根付きのものがあります。
一般的な固定屋根を持つタイプの他に、テント式の覆いを取り付けたものや、鉄道高架下に駐車場を作ることで雨除けができるようにしたものなどが見られます。
バイクを毎日の通勤に使うなどで利用頻度が高いユーザーにとっては、出し入れのしやすい屋外駐車場は便利です。
利用料金も最もリーズナブルになっているので、とにかく便利に停める場所が欲しいという人にはうってつけでしょう。
個別収納型
バイクを1台1台個別に格納できるようにしたもので、ガレージタイブやコンテナタイプ、BOXタイプなどがあります。
いずれもプライベートな利用が可能で、整備用具などの私物も保管できるので便利です。 他のユーザーによるバイク転倒のリスクもありません。
設備の施錠とバイクのキーロックの2重ロックによってセキュリティ性を高めることができ、優れた盗難防止効果が期待できます。
利用料金は高めであるものの、高価なバイクを保有しているユーザーが安心して保管したいという場合に向いています。
屋内共同型
地下スペースや施設内スペースを複数の利用者が共同で使うタイプのバイク駐車場です。
出入りの際にカードキーを必要としたり監視カメラが設置してあったりと、セキュリティ性が非常に高いという特徴があります。 警備会社との連携をとっているケースも見られます。
広いスペースを確保している駐車場が多いため、大型バイクの取り回しにも不自由しないでしょう。
このように、さまざまなタイプのバイク専門駐車場が全国に普及してきてはいますが、まだまだ数が足りません。
国はバイク駐車場が不足している問題を重く受け止めていて、各自治体にバイク駐車場の整備推進を義務付け、自転車駐輪場にバイク受け入れを促すなどの対策を採っています。
地方自治体もバイク駐車場の整備に助成金を出すなどの施策を進めてはいるものの十分ではありません。
2016年の国土交通省の報告によると、全国のバイク駐車場の件数は1,000件ほどで、46,000台分しか確保されていないという現状があります。
「バイクを駐車する場所がない」ということは利用者にとって大問題です。
これを受けて、日本自動車工業会や日本二輪車普及安全協会などが「バイクに駐車スペースを!」というキャンペーンを展開するなど、啓蒙活動が進められています。
- POINT
- 手軽に身近なバイク駐車場を検索できるシステムが開発されるなどの新しい動きも出てきているのです。
バイク駐車場を使うことのメリット
バイクには高価なものも多いため盗難の被害に遭いやすく、いたずらのターゲットになることも少なくありません。
国際化の影響で、これまでは考えられなかったような手口の盗難に遭うことも増えています。 車体ごと盗られるばかりでなく、特定のパーツだけ抜かれてしまうこともあるのです。
自宅のガレージや駐車場に停めていたとしても、プロの窃盗団などに狙われてしまったら盗難を防ぐのは難しいでしょう。
しかし、セキュリティがしっかりした専用のバイク駐車場を使うことにより、これらのリスクを減らすことができます。
猫やカラスなどの動物による破損も防げます。
屋内型や個別収納型の駐車場なら風雨にさらされる心配もないため、車体劣化のリスクを減らせて安心です。
全国的にバイク駐車場の整備が広がれば、駐車スペースを気にせずに日本中でツーリングを楽しめるようになります。
これはライダーにとっては大きなメリットです。
また、駐車場の数が足りないと自分にあった駐車場を探すことが難しくなるため、やむを得ず高額な料金を支払っているという人もいるでしょう。
バラエティー豊富な形態・利用料金のバイク駐車場が増えることで、複数の選択肢のなかから利用者の希望に添った駐車場を選ぶこともできるようになるのです。
バイク駐車場のメリットはこれだけではありません。
バイクは路上に駐車すると違法となりますが、私有地なら違法ではなく警察も介入できないため、私有地に無断駐車するバイクが増えています。
私有地にバイクを停められ困っている場合でも、断りなく移動してキズをつけたり破損させたりすると高額な賠償金が発生するリスクもあり、難しい問題を抱えています。
そのため、私有地にバイクを駐車するライダーに風当たりがきつくなっており、バイク利用者にとっては肩身が狭くトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
しかし、バイクの駐車場がきちんと確保されていれば、このような問題は起きないはずです。
手軽に使えるバイク駐車場を増やすことは、バイクに乗る人にもそうでない人にも大きなメリットをもたらすでしょう。
今後バイク駐車場が全国的に整備されバイク利用者やツーリングを楽しむ人も増えていけば、バイクの販売台数が増加するだけでなく関連施設やツーリングスポットが作られることなどによって、大きな経済効果を生むことも期待できます。
バイク駐車場の使い方
バイク駐車場のうち屋外型タイプではチェーン方式のものが多くなっています。
駐車場によってその使い方はさまざまですが、固定された機器に取り付けられたチェーンを利用してロックする方式が一般的です。よくあるバイクロック用機器を使ったケースで具体的な使い方を見ていきましょう。
まずは空いているスペースを見つけてバイクロックの機器の前に車体を停めます。
バイクロックにかけてあるチェーンを取り出してホイール部分にくぐらせ、チェーンの先端に付いているピンをバイクロック機器に差し込めば入庫完了です。
出庫時は、バイクロック機器に駐車位置を示す番号を入力して精算金額を投入すると、領収書が発行されてチェーンのロックが解除されます。
はずしたチェーンはもとの位置に戻しておきましょう。
一方、個別収納型では庫内にロックができる固定物が設置してあるのが普通なので、そこに固定します。
設備自体の施錠も忘れてはいけません。
屋内共同型では、指定されたスペースに通常通り個々に駐車することになります。
ただし、出入りを管理するためセキュリティキーなどを使用している駐車場が多くなっており、紛失すると再発行に料金が発生することがあるので管理には充分注意したいものです。
バイク駐車場を利用するにあたっては、いくつかの注意点を知っておくとトラブルを未然に防ぐことに役立ちます。
まず、押さえておくべきポイントとしては盗難対策があります。
どんなにセキュリティの厳重なバイク駐車場でも、絶対に盗難が発生しないとは言えません。 それだけに駐車場のセキュリティ態勢に任せきりせずキーロックを万全にしておきましょう。
特定のバイク駐車場と契約する場合には、万が一の場合の対応がどうなっているか、契約内容を確認しておくことも大切です。
しかし、バイク駐車場側が盗難の責任を負うことは一般的にはないことも知っておくと良いでしょう。
また、ルールを守ってバイク駐車を利用することも重要なポイントです。
契約した駐車場には契約車以外は駐車してはいけません。
危険物の持ち込みも厳禁です。周囲の迷惑になるような行動は慎み、アイドリングやからふかしをしないようにしましょう。せっかく確保した駐車スペースを近隣に迷惑をかけたことで手放すような事態になるのは避けたいものです。
バイク駐車場内では安全に配慮して走行し、事故を起こさないよう心がけましょう。
特に、バイク駐車場に子どもが入り込んでいる可能性は気に留めていたほうが無難です。
そのほかにも、駐車場で写真を撮りSNSなどにアップすると盗難の確率を上げることにもなりかねないため注意が必要です。
バイク駐車場を賢く使ってバイクライフを楽しみましょう。